公知貿易、新規乳酸菌を上市 独自のコーティング技術で機能向上

(2022.7.25)


 同品はプロバイオティクスの一種である「ラムノーサス菌」を、原材料メーカーの特許技術で、内側から水溶性ポリマー、機能性ヒアルロン酸、多孔質粒子コーティング剤、たんぱく質の4層コーティングを施した。耐酸性、胆汁酸耐性、耐熱性が向上し、ラムノーサス菌の生存率が上昇。コーティングを行っていないラムノーサス菌の腸への定着率が34%だったのに対し、この4層コーティングを行ったことにより、定着率が約2倍の68%まで向上した。


 主な作用として原材料メーカーでは、ピロリ菌に対する機能をヒト試験で確認している。この4層コーティングにより、経口摂取したラムノーサス菌の一部が胃に定着。ラムノーサス菌の乳酸生成力によってピロリ菌の付着や育成の阻害を行うという。


同原材料の価格を販売会社が検討しやすい設定にした同社。機能面や価格面での優位性を打ち出し、積極的な展開を図る構えだ。

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