健食8%増で、7カ月連続増 水分補給系が好調 7月の商業動態統計

(2022.9.5)


経済産業省調査統計グループが8月31日に発表した2022年7月分の商業動態統計速報によると、ドラッグストア(DgS)における「健康食品」の販売額は224億円。前年同月比は8・0%増で、7カ月連続増となった。


経産省は「前月に引き続き経口補水液とエナジードリンク系が好調と聞いている」とコメント。この件について同省は「健康食品に限らず、一般食品もドリンク類が好調。季節商品が順調に伸長した」としている。


また、「ビューティケア(化粧品・小物)」は同10・4%増の884億円で10カ月連続増と相変わらず好調が続く。同省によれば、「日焼け止めクリーム、制汗剤などの季節商品が相変わらず好調」としつつ、前月や前々月と同様に前年の数字が低調だったことによる反動だと指摘している。


7月のDgS全体の販売額は、6764億円で前年同月比は6・8%と増加。15カ月連続のプラスが続いている。


販売額が増加した商品カテゴリーは、「ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビー」が同10・8%増、「その他」が同9・5%増、「調剤医薬品」が同8・0%増、「食品」が同8・0%増、「OTC医薬品」が7・8%増、「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」が同3・3%増。減少したカテゴリーは「トイレタリー」の同2・7%減のみだった。

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