健食は微増、9カ月連続増 化粧品は12カ月連続 9月の商業動態(2022.10.31)


 経済産業省調査統計グループが31日に発表した2022年9月分の商業動態統計速報によると、ドラッグストア(DgS)における「健康食品」の販売額は195億円。前年同月比は0.3%増で、微増ではあるものの9カ月連続の増加となった。

 経産省によると「9月はサプリメント全体が好調だったと聞いている」としているが、その内訳の詳細までは把握しきれていないという。「ビューティケア(化粧品・小物)」は同10.6%増の785億円で12カ月連続増とこちらは絶好調。同省によれば、「日焼け止めと基礎化粧品が好調」だといい、外出機会が増えたことがそのまま数字に反映されたと同省は分析している。

 9月のDgS全体の販売額は、6371億円で前年同月比は5.6%の増加。17カ月連続のプラスが続いている。

 販売額が増加した商品カテゴリーは、「調剤医薬品」が同10.2%増、「その他」が同9.1%増、「食品」が同8.0%増、「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」が同4.2%増、「OTC医薬品」が3.4%増、「ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビー」が同0.8%増。減少したカテゴリーは「トイレタリー」の同3.4%減のみだった。

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