ベトナムに健食製造工場 ファーマフーズ 現地企業と合弁会社(2022.12.22)


 ファーマフーズ(京都市西京区)がベトナムで健康食品製造事業に乗り出す。20日、ベトナム全土で1000店舗以上を展開する薬局チェーン「ロンチャウ薬局」を運営するFPTデジタルリテール(FPT)と、健康・美容商品を手掛ける商社のサトーコネクトゲート(SCG)の3社による健康食品製造工業の合弁会社設立に関する覚書を締結したと発表。
ベトナム南部のロンアン省「ヒュータイン工業団地」に、GMP準拠の健康食品製造工場を共同で出資・建設する。

 同工場では、ファーマフーズが研究・開発した科学的エビデンスに基づいた機能性原材料を用いた健康食品を製造する。最終商品に関するアイデアや方向性についてSCGが提供し、それら製造した健康食品などをFPTが持つ薬局チェーン1000店舗の販売網を活用する。同工場の建設・運営には日本の健康食品受託製造企業のアリメント工場が協力するとしている。

 ファーマフーズでは、「健康志向が高まるベトナムでは、経済成長に伴い健康食品市場が急拡大している」といい、同社は過去5年にわたりビジネスを展開してきたという。

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