ラクティウムを一般食品にも提案 海外では菓子類で実績 サンブライト(2023.2.27)


 サンブライト(東京都中央区)は、抗ストレスや睡眠改善機能を訴求する乳タンパク由来素材「ラクティウム」を、サプリメントに加え、菓子などの一般食品への利用を推奨している。

 同素材は100%乳由来であるほか、水溶性で、2から9までのpHに安定し、耐熱性の高いことが確認されている。このため、乳製品をはじめビスケット、チョコレート、シリアルバー、飲料などに利用できると同社では訴えている。

 実際に海外では菓子類に採用されており、韓国ではストレスケアのガム、カナダではPMSサポートのチョコレート、フランスではストレスマネージメントのペーストが商品化されているという。

 サンブライトが示した世界各国の2021年の1日平均睡眠時間によると、日本は7時間弱で平均値より1時間ほど少なく、OECD(経済協力開発機構)に加盟する30カ国の中では最少だった。また、精神疾患率については日本は米国の3倍というデータもある。このような社会問題を解決できる素材としてラクティウムを提案し、顧客開拓を推進している。

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