DgS健食、14カ月連続増 23年2月分 商業動態統計(2023.4.3)


 経済産業省調査統計グループが3月31日に発表した2023年2月分の商業動態統計速報によると、ドラッグストア(DgS)における「健康食品」の販売額は195億円。前年同月比は1.5%増で、14カ月連続の増額となった。

 今月の健康食品の伸び率が低いように見えるが、昨年2月は179億円で同3.5%増だった。昨年以来順調に販売額は伸長していると見ることができる。また、「ビューティケア(化粧品・小物)」は同12.1%増の738億円で15カ月連続増。昨年から好調が続いているが、今年は特に「コロナ禍明け」で外出機会が増加しているため、伸長率も高いのではないかと経産省は推測している。

 2月のDgS全体の販売額は、6126億円で前年同月比は5.6%と増加。22カ月連続のプラスが続いている。

 販売額が増加した商品カテゴリーは、「調剤医薬品」が同11.4%増、「OTC医薬品」が同8.0%増、「食品」が同7.9%増、「家庭用品・日用消耗品・ペット用品」が同3.1%増となっている。

 減少したカテゴリーは「その他」の同1.0%減、「ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビー」の同4.8%減、「トイレタリー」の同5.1%減だった。

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