「当惑状態の軽減」がヘルスクレームで初 機能性関与成分はロスマリン酸 POMSで評価 27日更新(2023.9.28)


 消費者庁は27日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに10件の届出を発表した。この更新で、2023年度I番台の届出件数は623件となった。今回は、「当惑状態(考えがまとまらない状態)を軽減する」という初のヘルスクレームが登場した。

 機能性関与成分はロスマリン酸。届出資料によると、ストレスを抱えている21名を対象にした試験で、ロスマリン酸摂取群は精神状態の評価指標であるPOMSの「混乱・当惑」及び「活気・活力」の項目が、プラセボ群比で有意に改善したという。

 この届出のヘルスクレーム全体は「ロスマリン酸は、一時的なイライラ感を軽減すること、一過性の気分の落ち込みを感じている方の一時的な自覚できる当惑状態(考えがまとまらない状態)を軽減し、活気・活力感(生き生きした状態)をサポートすることが報告されています。また、ロスマリン酸は一時的な日中の眠気を軽減することが報告されています」。

 これまでロスマリン酸を機能性関与成分にした届出は10件あり、そのうち1件が「日常生活における困惑感の上昇軽減」と、今回と似たような機能を訴求していた。

 このほか今回は、みかん混合発酵茶葉由来ヘスペリジンを機能性関与成分にした届出で、睡眠や疲労感などに関わる表示が初めてあった。

 そのヘルスクレームは「みかん混合発酵茶葉由来ヘスペリジンには、睡眠の質の低下を自覚している方の睡眠の質の向上に役立つ機能、疲労感を自覚している方の日常生活による一時的な疲労感を軽減する機能、冷えを自覚している方の冷えによって低下した皮膚表面温度の回復を助ける機能があることが報告されています」。

 従来、同成分では高めの血圧を下げる機能が1件届出されていた。今回の届出が同成分では2件目で、一度に3つの機能性表示が新たに加わった。

 届出者はカタログハウス(東京都渋谷区)で、同社として5件目の届出だった。

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