ヤクルト世界大会を福岡で開催 YL等を表彰 世界から3000名出席(2023.11.20)


 ヤクルト本社は19日、優れた販売実績をはじめ、他の販売スタッフの模範となる活躍をしたヤクルトレディなどを表彰する「2023ヤクルト世界大会」を、福岡県のマリンメッセ福岡で開催した。11回目となる今回の世界大会は、新型コロナの影響により18年大会以来の5年ぶり。当日はヤクルトを販売している40カ国・地域から、約3000名(関係者含む)が出席した。

 今年は、ヤクルトレディによる宅配が始まって60周年となる記念の年。その年に、ヤクルト創業の地であり、ヤクルト普及の精神が育まれた福岡で大会は開かれた。地元の大牟田高等学校吹奏楽部による演奏で幕開けし、続いて同社の成田裕代表取締役社長が挨拶した。

 成田社長は、世界中から大勢の出席者があったことに感謝の言葉を述べた後、ヤクルトの機能性研究を報告。「ヤクルトに含まれる乳酸菌シロタ株は、長年の研究により免疫機能の維持・向上に役立つなど様々な機能が分かってきた。ストレス社会と言われる現代では、脳と腸が互いに影響を及ぼす『脳腸相関』が注目され、腸の健康は心の健康にも重要と認識されるようになった。この考えに基づいた研究で、シロタ株は新たに『ストレス緩和』や『睡眠の質向上』といった機能が見出された」と説明した。


 このほか、ヤクルトレディの活躍ぶりに触れ、現在では海外15事業所で5万人超、日本国内では約3万2000人を超えるヤクルトレディが、ヤクルトの訪問販売に従事していると伝えた。
 表彰式では、ヤクルトレディとして50年以上勤務している37名を永年功労特別表彰、従事者の模範となり販売実績向上のけん引役となった販売会社社員171名を優秀社員表彰、他にも本社社長賞や代田賞などで表彰した。全表彰者は2227名。

Clip to Evernote

ページトップ