機能性表示 今年度1000件超える 制度始まり4回目(2024.1.25)


 消費者庁は25日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに18件の届出を発表した。これにより、2023年度I番台の届出数は1010件。1000件の大台を突破した。

 1000件を超えるのは、機能性表示食品制度が2015年に始まってから4回目。初めに超えたのは6年目の20年度F番台で、届出数は1067件。翌年の21年度G番台が1445件と、これまでに最多の届出数を記録しており、22年度H番台が1429件で2番目に多い。

 今年度の1000件目の届出日は昨年12月11日。20年度F番台は3月10日、21年度G番台は12月15日、22年度H番台は12月27日のため、届出数が最多の21年度を上回る過去最速ペースで1000件に到達した。届出数がどこまで伸びるのか注目が集まる。

 今回の1000件目の届出は、サプリメントや化粧品を企画販売するほか、エステティシャン養成学校を経営する日本ビューティコーポレーション(東京都千代田区)がサプリメントで届け出た。桑葉由来モラノリンと植物性乳酸菌K‐1を機能性関与成分に、食後血糖値の上昇抑制や便通改善、肌の潤い維持を訴求している。

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