越境EC向けのサプリ投入 ファンケル 中国サプリ事業の拡大へ(2024.5.20)


 ファンケル(横浜市中区)は、中国越境EC向けのサプリメント「DOUBLE DETO(ダブルデト)」を20日に新発売した。

 同品はマリアアザミエキスをはじめ、ビフィズス菌BB536、植物性乳酸菌、ラクトフェリンを主要原材料にプロバイオティクス製品に仕上げたサプリで、〝ため込みがちな毎日をサポート〟などをキャッチコピーに販売展開する。また独自技術のブロック&ダイレクト製法を用いて、胃酸で溶けず腸内に届ける設計とした。90粒入(30日分)で4860円。

 同社は今月発表した2024年度事業のなかで、中国向け越境ECについて、すでに展開しているサプリのブランディングや商品育成、新たなターゲット層を掘り起こす方針を述べていた。製品戦略として、コアターゲットとする30~40代の女性層に加え、その親世代(50~60代プレシニア)、その夫(30~40代)をサブターゲットに顧客層を拡大する。既存の年代別サプリメントやカロリミット、内脂サポートなどに加え、プロバイオティクス製品を新たに投入する事業構想を報告していた。

Clip to Evernote

ページトップ