届出数1433件で過去2番目に 24年度J番台の更新開始 届出更新(2024.5.20)


 消費者庁は17日と20日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、17日に16件、20日に8件の届出を公開した。17日に公開された届出のうち1件は新年度となる2024年度J番台だった。一方、23年度I番台は15件の届出を加えて届出数が1433件になり、22年度H番台の届出数1429件を超えて過去2番目に多い届出数になった。20日に公開された届出ではI番台の新規届出が無かったことから、1433件で終了の様子。21年度G番台の1445件には12件足りず、終盤まで過去最速の届出ペースを維持していたが、過去最高の届出数更新は成らなかった。

 17日の更新で公開されたJ番台の1番最初の届出は、機能性関与成分がウコンエキス(指標成分:ウコン由来多糖類、p‐クマル酸)。これまでにH番台で3件が届出されている、3つの膝への機能を訴求するもの。ヘルスクレームは「ウコンエキスには3つの膝機能(日常生活における階段上りなどの歩行時における膝の違和感軽減、膝の柔軟性向上、膝周囲の筋力維持)をサポートすることが報告されています」。

 届出者はプライム製薬(福岡市中央区)で、届出商品はサプリメント。同社19件目の届出だった。
 このほか今回は、I番台で菓子企画販売のクリート(東京都渋谷区)の初めての届出があった。計3件の届出があり、商品は全てチョコレート。機能性関与成分はイヌリンで、ヘルスクレームは「肌の保湿力(バリア機能)を高め、肌の弾力を維持する」機能を訴求している。

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