サプリ支出、7月は9%減 勤労者世帯は5カ月連続2ケタ減(2024.9.9)


 総務省統計局が、9月6日付で公表した2024年の家計調査報告7月分(2人以上の世帯)では、健康食品・飲料やサプリメントなどが含まれる「健康保持用摂取品」の世帯当たりの支出額は962円で、前年同月比実質は8.9%減となった。今年の前年比減となった月は、これで7カ月中カ月(5月を除くすべての月)。1000円を切った月も4回目となった。

 世帯別に見ると、勤労者世帯は734円で実質12.2%減。2カ月連続で2ケタ減となった。勤労者世帯の減少は5カ月連続。

 健康保持用摂取品を購入するメイン層とみられる無職(高齢者)世帯は1273円で、実質9.5%減だった。高齢者世帯層は先月まで3カ月連続増だったが、ここにきて大幅減となった。

 2人以上の世帯消費支出は、1世帯当たり29万931円。前年同月比実質0.1%の増加で、名目では同3.3%の増加となった。

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