第一三共、「DNS」を譲受 栄養・運動分野へ本格的に進出(2024.9.12)
第一三共ヘルスケア(東京都中央区)は11日、栄養プロテイン・サプリメントの企画・販売を手掛けるDNS(東京都港区)とサプリメントブランド「DNS」について、日本産業推進機構グループ(東京都港区)から9月11日付で譲受する契約を締結したと発表した。これにより、同社は栄養・運動分野へ本格的に参入する考えだ。
第一三共ヘルスケアは、OTC医薬品をはじめ、機能性スキンケア・オーラルケア・食品へと事業領域を拡張しており、コーポレートスローガン「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」の実現に向けて取り組んでいる。「DNS」ブランドを得ることで、日々の健康に欠かせない栄養・運動分野へ本格的に参入し、生活者のQOL(生活の質)向上を目指すとしている。
DNSおよびそのブランドは、2020年にドーム(東京都江東区)から日本産業推進機構グループが譲受していた。