対前年比5%増の売上324億円 東洋新薬 機能性表示など堅調に推移(2025.11.25)
健康食品受託製造大手の東洋新薬(本部・佐賀県鳥栖市)は、2025年9月期のグループ売上高が323億5000万円を計上したと25日発表した。増収は2期連続。
増収の要因として同社では、前期同様に健康食品、化粧品事業それぞれが堅調に推移した。健康食品分野では、機能性表示食品のサプリメント形態が伸張。独自原材料として展開する葛の花エキスやターミナリアベリリカなどの機能性表示食品の受注が増えている。また、前期にも受注を伸ばした一般食品形態のプロテインの受注も堅調だった。
今期は、免疫機能の維持をヘルスクレームとして訴求することが可能となった独自原材料の「CRL1505乳酸菌」などの受注に力を入れる。