プロシアニジンで便通改善が初 りんご由来 元気生活が届出更新(2025.11.27)


 消費者庁は25日と26日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに19件の届出を公開した。これにより、2025年度K番台の届出は271件になった。今回の更新では、りんご由来プロシアニジンを機能性関与成分に、便通改善を訴求する初めての届出があった。

 ヘルスクレームは「本品にはりんご由来プロシアニジンが含まれます。りんご由来プロシアニジンには便秘気味の方の排便頻度を増やし、便通を改善する機能が報告されています」。届出者は元気生活(東京都中央区)で、届出商品はサプリメント。

 同成分はこれまでに、「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能」や「肥満気味な方の体重、体脂肪、お腹の脂肪(内臓脂肪、腹部総脂肪)、ウエスト周囲径の減少をサポートすることにより、高めのBMIを減らす機能」のほか、紅麹ポリケチドとの組み合わせで「LDL(悪玉)コレステロールが高めの方のLDL(悪玉)コレステロール、総コレステロール、LH比〔LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの比率を示す値〕、non‐HDLコレステロール〔総コレステロールからHDLコレステロールを引いた値〕を下げる機能」が届出されていた。

 このほか今回は、乳酸菌GR‐1(Lactobacillus rhamnosus)および乳酸菌RC‐14(Lactobacillus reuteri)を機能性関与成分にした15件目の届出があった。


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