アジア市場最新動向㊤ 東南アジア、健食への需要高く ECチャネル急成長ベトナムでは子供への投資も(2026.1.22)
近年、東南アジア地域では健康食品市場が著しい成長を遂げている。この成長を支えている主な要因として、健康意識の高まり、中間層の拡大、電子商取引の普及が挙げられる。特に新型コロナウイルスのパンデミック以降、予防医療への関心が高まったことで、健康食品の需要がさらに増加している。グローバルな調査会社(ミンテル、ユーロモニター、ニールセンなど)や、FoodNavigator-Asia,NutraIngredients-Asia など食品・健康食品業界に特化した情報サイトで東南アジア各国現地に強みを持つ調査機関が発表する市場動向データを基に、各国の特徴的な動向と流通チャネルをレポートする(後編は2月12日号に掲載)
東南アジア各国の健康食品市場では、西洋式のサプリメントと東洋医学を中心とした伝統的な漢方やアーユルヴェーダなどを融合させた商品が注目を集めている。また、「ティックトック ショップ」や「ショッピー(Shopee)」などのECプラットフォームを通じた健康食品の販売が急成長しており、ライブコマースを活用したマーケティングが効果を上げている。
タイ
機能性飲料市場が拡大し、従来のエナジードリンクから、低糖質で高タンパク、ビタミン強化タイプへの移行が進んでいる。さらに高齢者向けのサプリメント、特に関節ケアや認知機能サポート商品の需要が高まっている。2023年には大麻成分(CBD)を含む食品が合法化され、リラクゼーション効果をうたった商品が登場している。
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