特集 プラセンタの現在 研究深耕で次の競争軸へ 疲労感軽減やメンタル等が鍵(2026.2.12)


 プラセンタは、美容素材として確固たる地位を築いた原材料だ。2000年代後半以降の研究蓄積を背景に市場を形成し、「プラセンタ=美容」はすでに説明不要な定番となった。一方、市場が成熟段階に入るなか、各社は次の成長軸を模索してきた。近年は、メンタルヘルスや疲労感といった美容以外の領域での研究も進展しており、美容を基盤としながら機能性素材としての位置づけを広げられるかが焦点となっている。プラセンタ市場は、次の段階に入りつつある。

 こうした市場環境のもと、業界内では次の展開を見据えた動きがある。関係者からは「市場は下がっていないが横ばいが続いている」「美容を軸にしつつ、新たな切り口が必要だ」といった声が聞かれる。美容素材としての地位が確立された今、その先をどう描くかが共通のテーマとなっている。プラセンタは、アミノ酸やペプチドなど多様な有用成分を含有する。一方、作用機序には未解明な部分が少なくない。こうした特性から、美容にとどまらない活用余地が以前から指摘されてきた。

続きは「健康産業流通新聞」本紙・電子版で

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