特集 免疫素材プロポリス 世界的拡大で次の段階へ 認知や腸内環境で研究深耕(2026.1.8)
プロポリスは、免疫賦活や抗ウイルス素材として日本市場で40年以上の歴史を持つ素材だ。新型コロナウイルス感染症の流行を機に再評価され、免疫関連製品の需要拡大とともに売上を伸ばした。一方で、感染症対策の需要が一巡した現在、市場全体は落ち着いた局面に入りつつある。ただ、免疫の維持向上が生活者にとって日常的なテーマとなったことで、プロポリスは改めて次の展開段階を迎えている。
アジア地域で牽引欧米で高まる関心
グローバル市場では、プロポリスは自然由来の健康素材として着実な拡大が続く。Mordor Intelligenceの調査によると、世界のプロポリス市場規模は2025年に約7億5000万米ドルと推定され、30年前後には9億米ドル規模に成長する見通しだ。年平均成長率は5パーセント程度とされ、アジア太平洋地域が市場をけん引している。欧米ではオーガニック志向やナチュラル素材への関心の高まりが追い風となり、中国やブラジルでは生産量の拡大が進んでいる。
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