高吸収クルクミノイドに新知見  排尿困難を改善 セティが公表(2014.4.17)


  高吸収性クルクミノイド複合体「BCM‐95」が、前立腺ガンの放射線治療を受けている人の排尿に関する問題を有意に改善することが確認された。イランのシャヒド ベヘシティ大学医学部らの共同研究成果で、同素材を原料供給するセティ㈱が16日明らかにした。

  試験は前立腺ガンで放射線治療を受ける40名を2群に分け、一方にBCM‐95を1日3g、もう一方にプラセボを放射線治療開始1週間前から治療を終えた3カ月後まで摂取してもらい、前立腺ガン患者向けのQOL評価アンケートに回答してもらった。アンケートは摂取終了20週後にも実施。その結果、BCM‐95摂取群はプラセボ群に比べて、摂取終了20週後に頻尿や排尿時の痛みなど、排尿についての問題が有意に改善された。

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