アサヒG食品 26年度方針示す 酵母・乳酸菌で海外攻勢 横断型開発の構築で(2026.3.12)
アサヒグループ食品(東京都墨田区)は2月27日、2026年度事業方針説明会を開催した。川原浩代表取締役社長は冒頭、25年10月に発生したサイバー攻撃による出荷停止の影響について説明した。そこで、10月は売上が前年比約7割まで落ち込んだものの、11月以降は9割台まで回復し、足元では全品出荷を再開、物流も正常化したと報告した。その上で「信頼回復と再成長を両立させる」と述べた。
26年度は国内食品事業の着実な成長とグローバル成長事業拡大の二軸を掲げる。
グローバル事業では、酵母と乳酸菌を柱に据える。酵母事業では、ビール酵母由来の酵母エキスおよび酵母細胞壁の高付加価値化を推進。ナチュラル志向やクリーンラベル、減塩対応などの潮流を背景に、調味・健康・培養用途などで拡大を図る。25年4月には、ドイツ・ライバー社のグループ化により欧州生産・販売網を強化した。国内でも酵母エキスの生産体制を整備し、来年以降の本格展開を見込む。
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