「ゼンブリン」日本でも ムードフード原料、南アのメーカーが開発(2014.4.21)


 2012年に米国の有力サプリメント原料事業者が上市し、ソースナチュラル社などが配合製品の販売を始めている感覚を鋭くしたり、気分を高めたりするムードフード原料「ゼンブリン」について、㈱公知貿易が先ごろ同原料の開発元との間で日本国内総販売代理店契約を交わし、配合提案を始めた。

 同原料は、南アフリカ原産植物スケレティウム・トルツオーサムの地上部を原材料にした抽出エキス。1日当たり25㍉㌘摂取することで、ストレス緩和や集中力向上、リラックス作用に働くことが複数の二重盲検臨床試験で示されている。

 開発したのは南アフリカのHG&Hファーマシューティカル社。製造は欧州の天然物エキスメーカー大手。食品としての安全性評価も行われており、米国でセルフGRASを取得している。同原料を巡っては、12年夏に米国で開催された展示会で原料事業者大手のPLトーマスが「30分で違いを感じられるユニークな植物エキス」だとして販売開始を発表していた。

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