紅紫菊に眼の糖化抑制など確認 ポーラ(2014.4.21)
㈱ポーラは、新潟県や山形県を中心に栽培されている紅紫菊に、眼の糖化抑制作用と加齢に伴う不調を予防する効果があることを確認した。紅紫菊はアントシアニンを多く含むが、同社ではこのアントシアニンを「クリアピントシアニン」とし、7月に発売予定の商品に配合するとしている。
試験では、AGEsを蓄積させた毛様体筋に紅紫菊を添加したところ、AGEsの蓄積が消失した。また、紅紫菊を含む錠剤を摂取してもらい近くを見るときのピント調節力を調べた結果、4週間後から改善が見られ、12週間後には調節力が76%も改善するなど、有意な結果となった。このほか、紅紫菊には眼の混濁度や毛様体筋の緊張などを改善する働きも示されている。