新規関与成分に環状デキストランなど 歯垢の形成抑制を訴求 関連のHCで2成分目 届出更新(2026.4.23)
消費者庁は4月16日、20日、22日、機能性表示食品の届出データベースを更新し、新たに51件の届出を公開した。これにより2025年度K番台の届出は931件になり、900件の大台を突破した。
900件目の届出日は1月23日。過去最高の届出数だった前年度J番台の900件目は12月13日だった。このためJ番台との比較では、今年度K番台は約40日遅い届出ペースになっている。最終的な届出件数に関心が持たれている。
今回の更新では、新規機能性関与成分として「環状デキストラン及び直鎖デキストラン(食物繊維)」が届出された。同成分はウェルネオシュガー㈱(東京都中央区)が取り扱う機能性素材「CI(サイクロデキストラン)」の構成成分。同素材は、サトウキビから作られる黒糖中に存在するオリゴ糖になる。これまでの研究では、虫歯菌が利用できる糖と同時に摂取しても、歯垢の形成を抑えることが確認されている。
届出されたヘルスクレームは「本品には環状デキストラン及び直鎖デキストラン(食物繊維)が含まれます。環状デキストラン及び直鎖デキストラン(食物繊維)は歯垢がつきやすい方の口内環境を良好に保つ(歯垢の形成を抑える)ことが報告されています」。この届出により、歯垢を盛り込んだヘルスクレームは18件目。機能性関与成分としては、エピガロカテキンガレート(EGCg)に次いで2つ目になる。届出者はウェルネオシュガー㈱で、タブレット状のサプリメントで届け出た。
このほか「ホーリーバジル由来フラボノイド類」も新規の機能性関与成分。ホーリーバジルはインド伝承医学のアーユルヴェーダで利用されるハーブで、含有するフラボノイド類のルテオリンやアピゲニンは抗ストレス作用などが示されている。届出されたヘルスクレームは「ストレス軽減機能」。届出者は日油㈱(東京都渋谷区)で、サプリメントを届け出た。