サプリ成長戦略を探る 農水省に振興部署を利用者増と新しさがカギ(2026.5.14)
古来晴れなのに雨が降るのは「狐の嫁入り」と呼ばれ不思議な現象とされてきた。株価が6万円超と過去最高を更新し続け、一方で円安や長期金利指標が進行する今の経済状態も狐につままれたような感じである。とは言え、サプリメントの市場はここ四半紀にわたり、横ばいだ。機能性表示食品が台頭しているが、全体のパイが大きくなっている訳ではないのだ。業界全体を鼓舞する振興策はないものか。
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一つ目は政府にサプリメントの産業振興を行う専門部署を設置することだ。霞が関を歩くとわかるが農林水産省の建物は非常に大きく、立地も良く、人員も多い。農業、漁業、畜産などの予算、補助金も大きい。しかし、加工食品となると農水の動きは途端に鈍くなる。特にサプリメントについては、担当課がどこかもはっきりとはしない。
一方で規制官庁と担当部署は明確だ。消費者庁は食品衛生基準審査課、食品表示課、厚生労働省では食品監視安全課が目を光らせる。
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