特集 セラミド 届出279件 成熟市場で用途広がる アジア中心に展開も本格化(2026.5.14)
美容素材の中でも、セラミドは制度面と市場認知の両方で安定した地位を築いている。植物由来のイメージの良さに加え、「肌の潤い」「保湿」を想起させる素材名として消費者への浸透度も高い。市場は成熟段階に入りつつあるが、海外展開や用途拡大も含め、セラミドの現在地と今後を探る。
機能性表示食品制度では、有効成分「グルコシルセラミド」を関与成分とする届出が5月12日時点で279件に達した。肌の潤いやバリア機能を訴求できる素材として、制度開始以降、着実に件数を積み上げている。
セラミドの強みは、単に届出数が多いことだけではない。「肌に良い成分」としての認知が消費者に広く浸透している点にある。「セラミド配合」と表示するだけで、美容や保湿を想起させやすく、機能性表示食品でなくても一定の訴求力を持つ。ヘルスクレームを表示できる制度上の利点に加え、素材名そのものが商品価値を支えている。
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