オムニカ、プレバイオの新原材料 酵母細胞壁粉末「リンサイド」 腸内環境に多様性(2026.6.1)


 機能性食品原材料サプライヤーの㈱オムニカ(静岡県裾野市)は、新たなプレバイオティクス原材料として酵母細胞壁粉末「リンサイド」の市場提案を始めた。少量摂取で機能を発揮するほか、幅広い腸内細菌叢に活用できることで、腸内環境の多様性に働きかける特徴を持つ素材として差別化提案を進める。

 「リンサイド」について同社では、①摂取目安量が小さい②ビフィズス菌以外の多様な腸内細菌に利用される③腸内でのガス産生が少ない④腸内環境の違いに応じて効果を発揮⑤ヨーロッパで特許取得済の革新的なプレバイオティクス―の5点の特徴を打ち出す。

 ①については、市販される腸内環境を訴求する素材の摂取目安量がグラム単位であるところ、「リンサイド」は500mg/日と少量の摂取で同様の機能を発揮する点を強調。

 また②については、イヌリンやフラクトオリゴ糖は腸管の早い段階でビフィズス菌のエサになりやすいが、「リンサイド」は腸管の早い段階では分解されず、その先で様々な細菌に利用される。特に腸内細菌のうち、バクテロイデス門の増殖を促進し、腸内環境改善に寄与するという。そのため、既存のプレバイオティクス素材との組合せによる相乗的な作用も期待できる。

 「リンサイド」は、欧州において、酵母細胞壁由来の成分が腸内細菌叢のバランスを改善することや、免疫調節、消化機能の改善、IBSなどの腸疾患のリスク低減への貢献、肥満や代謝性疾患の予防(バクテロイデス門/ファーミキューテス門比の改善)などの働きを持つことなどで特許を取得している(特許番号:EP3685681)。

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