5‐ALA、3年で200億の市場へ SBI北尾氏「キリンとの協業が転換点」(2026.6.4)
SBIアラプロモ㈱(東京都港区)は4日、東京都内で新成分ブランド「SBI 5‐ALA」の戦略発表会を開いた。誰もが年齢を超えて活躍できる「進化するエイジレス社会」の実現を掲げ、キリングループの協和発酵バイオ㈱を開発・製造パートナーに、5‐ALAを抗老化領域で展開することを掲げた。
抗老化を重点領域としながら、SBIアラプロモは、従来のBtoCに加え、原材料供給やOEMなどBtoB展開を広げ、足元で約60億円とみる5‐ALA市場を3年で200億円規模への拡大を目指すとした。
発表会において、SBIホールディングス㈱の北尾吉孝会長兼社長は、キリングループの協和発酵バイオとの提携が「転換点」になるとし、今後は全世界を視野に、健康食品や化粧品などで事業展開を進める方針を示した。その上で、「5‐ALAを通じて、社会的活動寿命の延伸に貢献していく」との思いを語った。
SBIアラプロモの竹崎泰史社長は、5‐ALA関連の物質特許期限の到来を受け、市場の自由化が進む一方で、品質や安全性、製造体制の透明性が課題になると指摘。「キリングループとの協力なしには、この戦略は実現できない」と述べ、協和発酵バイオとの連携の重要性を強調した。SBIグループが蓄積してきた研究・商品開発の実績に、協和発酵バイオの発酵技術と国内生産体制を組み合わせることで、5‐ALA市場の健全な拡大を図る方針だ。
キリンホールディングス㈱の吉村透留常務執行役員は、同グループがヘルスサイエンス領域を成長領域に位置付けていることを説明。。その上で、「キリングループと協和発酵バイオがもつ強みを合わせることで、発酵素材で価値を提供していく」とし、SBIアラプロモとの連携の価値を示した。協和発酵バイオ㈱の長野宏社長は、「高品質原料の供給を通じて市場の健全な成長に貢献していく」とした。