消費者庁幹部人事 審議官は新任多数に サプリをにらみ留任も(2026.8.20)


 国会閉会が押したことで滞っていた霞が関の幹部人事が出揃った。健康食品業界を管轄する消費者庁については、上位の幹部について動きがあった。背景や今後の展望を含めて解説する。
 健康食品業界の背骨である保健機能食品制度や表示規制などを管轄する消費者庁。今回の人事では審議官クラスに動きがあったが現場を仕切る課長の多くは続投となっている。大きな仕事となるサプリメントの定義と義務的ルールに運用への道筋をつけることや、機能性表示食品の新ルールの全面施行などを控え、現場の継続性を重視した結果と見られる。

 堀井奈津子長官と日下部英紀次長のツートップは揃って留任。及川仁食品衛生・技術審議官も継続となった。法改正や事件等の大きな仕事はなかったがミスもなく任期から見て順当でもあろう。

 保健機能食品制度などを管轄する審議官には佐藤一絵氏が就任。農水省からの出向。前職の井上計氏は農水省の官房付となった。佐藤審議官は北海道新聞の記者からの転職という異色の経歴で、出版社を挟んで08年に農水省に入省した。その後、24―26年には富山県の副知事を歴任している。マスコミ出身の女性幹部がどういうスタンスで臨むか注目だ。

続きは「健康産業流通新聞」本紙・電子版で

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