特集 口腔ケア 多彩なヘルスクレーム 検診義務化、追い風なるか(2026.9.3)
口腔ケアに関わる産業が動き出しそうだ。先頃発表された「骨太の方針2026」のうち「攻めの予防医療」のなかで、「国民皆歯科検診」の実現に向けた取組みが盛り込まれた。22年に同検診の方針が発表されて以降、議論を重ねてきたが、27年度から具体的な施策が進みそうだ。全身の健康に関わるとされる口腔の健康。健康食品、機能性表示食品による市場の活性化が進むことが期待される。
「骨太の方針2026」内の「攻めの予防医療と疾病対策」では、健康寿命延伸を進めるなかで、健康増進、肥満症を含む疾病予防、早期発見、早期介入及などに連携して取組む方針。具体的には、栄養・食生活を含む健康リテラシーの向上、地域住民の健康増進に質する薬局機能及び薬剤の果たす役割の強化、循環器病・糖尿病を含む生活習慣病などの予防に取組むとともに、「いわゆる国民皆歯科検診の具体化(歯周病検診の対象拡大や就労世代の歯科健診の更なる充実)、口腔と全身の健康の関係に基づく歯科疾患対策・口腔健康管理」などの実行を進める考えを示している。検診義務化については今後の議論で示すことになるが、これまで以上に口腔ケアを意識する環境が整えられていくことになる。
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