食品CRO、開発の上流へ ロンジェビティ探る動き(2026.10.8)
機能性表示食品制度の開始から10年を超え、届出件数は累計1万件を超えた。表示の差別化が難しくなる中、食品CROの役割が変わりつつある。届出に向けた試験の受託にとどまらず、次のヘルスクレームの探索や評価項目の設計など、企業の開発初期から関わるケースが増えている。「ポスト免疫」の本命はなお見えないが、今年はロンジェビティ(健康長寿・抗老化)をめぐる相談が出始めた。各社の取材から、受託動向と新たなテーマを探った。
試験の依頼・相談件数は各社とも堅調だが、中身は変わってきた。素材の文献調査や評価項目の設計、対象者の定義など、試験計画が固まる前の段階からの相談が増えている。ヒト試験の経験が少ない中小企業や、日本市場への参入を目指す海外企業を、研究段階から届出まで伴走支援する動きも広がる。
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