アルプス薬品、処方提案を強化 美容向け3品で商品化イメージ示す
(2026.10.15)
「こんな機能がある」から「こんな商品を作りませんか」へ。アルプス薬品工業㈱(岐阜県飛騨市)は、吸収性を高めたケルセチン素材「ユビオケルセチン」の具体的な処方提案に力を入れている。
同社の滝あきみ氏は「食品として身体の内側から美容を支えるインナービューティーの観点から、ケルセチンは提案できる素材」と説明。美容領域への提案を強化していく。具体的な提案として、サジーやザクロなど美容に馴染みのある素材と組み合わせたドリンク3品を用意。素材の機能や対応できる剤形を示すだけでなく、すぐに商品化をイメージできる提案を通じ、顧客の商品開発ニーズを探る。
美容向けの処方提案「ウェルビーイング・インナーケア」では、女性を主なターゲットに、知名度の高い美容素材とユビオケルセチンを組み合わせた。
1品目は、200種以上の栄養素を含むとされるサジーに、リポソーム型やコーティング型など3種類のビタミンCを合わせたドリンク。1包でビタミンC1000mgを摂取できる。2品目は、「女性の果実」とも呼ばれるザクロに6種のベリーを加え、乳酸菌とビフィズス菌も配合した。
3品目は、25種の乳酸菌を5g当たり1989億個配合した粉末ドリンク。ユビオケルセチンと相性の良い乳酸菌を選び、腸から美容を支える設計した。「美容に関心の高い女性やBtoBの顧客なら必ず知っている素材を、あえて選んだ」(同)。一般の消費者にも分かる素材を組み合わせることで、顧客企業が自社商品への採用を具体的に検討しやすくする狙いだ。