健食通販、売上で二極化 JADMAサプリメント企業調査

(2014.5.12)


 日本通信販売協会のサプリメント部会は、今年2~3月に実施した「第3回サプリメント登録調査」の結果をまとめた。サプリメント取扱い企業の合計は146社。企業回答と市場の伸長状況を基にしたサプリメント売上高は4793億円と推計した。うち通信販売は85%にあたる4074億円と見積もった。146社の売上高構成比は「1億円未満」が27%で最も多く、「10~50億円」が21%でこれに続き、二極化の構図が見られた。

 取扱商品数は146社で5090点。内訳は「1~10点」が45%で最多。取扱成分(複数回答)は、6割近い企業が「グルコサミン」「コラーゲン」を挙げたほか、「ビタミンB群」「食物繊維」「ブルーベリー」「EPA」は前年調査より伸びた。

 一方、広告を行っている141社の利用媒体は「インターネット」が83%で最多。「新聞」「カタログ」「チラシ」などアナログ媒体も増えた。広告表示のチェックを行っていない企業は1社もなく、83%が社内担当部署が行っていると回答した。

 このほか消費者からの問合せは増加傾向にあるとした。

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