眼精疲労改善などヒトで確認 備前化成「ブルーベリー葉エキス末」(2014.5.15)


 備前化成㈱は健康食品向け素材として販売している宮崎県産「ブルーベリー葉エキス末」に、眼精疲労やドライアイ改善作用があることを、ヒトのオープン試験で確認した。同素材はこれまでに抗脂肪肝や血圧上昇抑制作用などを確認しているが、今後はアイケア素材としても積極的に打ち出していく。21日から東京ビッグサイトで開催される国際食品素材/添加物展・会議(ifia/HFE JAPAN2014)で研究成果などを紹介する。

 同素材はブルーベー葉の中でも総ポリフェノール含有量が高い「ラビットアイブルーベリー葉」を採用。その中でも特に機能性が高い特別厳選種から製造している。ポリフェノールの種類としては、クロロゲン酸やプロアントシアニジンが含まれている。

 機能については、これまでに抗脂肪肝、抗酸化活性、抗血圧上昇抑制作用のほか、C型肝炎ウイルス複製抑制活性、がん細胞増殖抑制活性作用が確認されている。

 ブルーベリーの実で知られる眼に対する機能が、葉のエキス末にもあり、しかも既存素材より安価で供給可能という。同社は新規性を踏まえ特許出願もしている。

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