健診結果に応じたサプリを紹介 ファンケルなど(2014.5.29)


 ㈱日立ソリューションズ、㈱ファンケルヘルスサイエンス、神奈川県予防医学協会は、健康診断や人間ドックの結果をデータベース化し、利用者にサプリメントなどの健康情報を提供する実証実験を、30日から開始する。「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」(指定自治体は神奈川県、横浜市、川崎市)における、横浜市の取組事業の一つとして行われるもので、同市が約2200万円を助成している。

 日立ソリューションズが開発したデータベース(健診情報蓄積基盤)に、健康診断情報などを蓄積。利用者はスマートフォンやパソコンなどから、蓄積された自身の健診情報を閲覧でき、検査結果に応じた医療機関の紹介や、検査項目に関連するサプリメントの紹介などのサービスを受けることができる。

 実証実験は来年3月末までに約2000人の利用を予定する。利用者が健康維持増進に活用するために必要な基盤要件や各機関の連携体制、運用方法を検証するほか、安全に情報を活用するためのセキュリティやサービスモデルなどを検証する。


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