ザクロエキスで肌老化抑制が示唆 森下仁丹(2014.6.9)


 森下仁丹㈱は9日、これまでに長寿遺伝子(SIRT1)活性化作用や抗糖化作用を報告しているザクロエキスに含まれるポリフェノール類について、皮膚細胞中でもSIRT1活性化作用を示すことのほか、脂肪肝の抑制作用を細胞試験で新たに確認したと発表した。脂肪肝抑制作用も、SIRT1活性化に基づくという。

 皮膚細胞中のSIRT1活性化作用が確認されたザクロ由来ポリフェノールは、エラグ酸のほかプニカリン、プニカラジン、ウロリチンAの4成分だとしている。

 このほか、生体内での抗糖化作用を実証したとも発表した。ザクロエキスを摂取させた2型糖尿病モデルマウスのAGEs(最終糖化産物)濃度は、摂取させていない群と比べて低下していたという。

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