コラーゲンが東南アジアで人気 日本能率協会総合研究所が調査(2014.7.24)


 アジア地域でコラーゲン飲料や粉末を定期的に利用している女性の割合を調べた結果、バンコク(タイ)の方が東京やソウルに比べ高いことが分かった。ジャカルタ(インドネシア)も東京とほぼ同じ割合だった。この調査は、㈱日本能率協会総合研究所が今年2月20日~3月4日にかけて、バンコク、ジャカルタ、ホーチミン、ソウル、東京に3年以上居住する20~50歳代女性2000名(各都市400名で年代ごとに100名)を対象に実施した。

 コラーゲン以外の美容飲料でも、東京よりもバンコク、ジャカルタ、ホーチミン(ベトナム)の方が高く、東南アジアでの美容食品・飲料の人気が高まっていることが分かった。

 また、「健康の維持・増進」の意識度を調べた結果では、「日頃から強く意識しており、十分な対策をしている」と回答した人は、東京、ソウルの女性が1割台にとどまったのに対し、バンコクは4割台、ホーチミンは約5割、ジャカルタに至っては約6割にものぼり、健康への高い関心度を示した。

 この結果を踏まえ、東南アジアにおける新たなビジネスチャンスになるのではと、美容・健康食品業界では期待感も高まっている。


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