7割が「自分は健康」と回答 厚労省が健康意識調査(2014.8.4)
厚生労働省は今年3月に実施した健康意識調査の結果(みずほ情報総研㈱が委託実施)を公表した。調査は全国の20歳以上の男女5000人を対象に今年2月に実施したもので、自身の健康状態や生活習慣などを聞いた。
普段の健康感について「非常に健康だと思う」「健康な方だと思う」の回答合計は7割を超えた。一方、自身の健康について不安が「ある」との回答も約6割に達し、不安の理由は「体力が衰えてきた」(50%)、「持病がある」(40%)、「ストレスが溜まる・精神的に疲れる」(36%)の順で多かった。
普段からの健康意識では「健康のために生活習慣には気をつけるようにしている」(37%)が最も多く、次いで「病気にならないように気をつけているが、特に何かをやっているわけではない」(33%)が続いた。自身の健康に出費してもよいと考える金額は1カ月平均3908円、実際の出費額は平均3049円だった。
健康食品やドリンク剤の健康に対する影響について「非常に健康に良い」「ある程度健康に良い」と肯定的な回答合計は59%。健康食品やドリンク剤の摂取については「常用している、よく飲食している」が12%、「時々飲食している」が30%だった。