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　ハウス食品㈱グループ本社とハウスウェルネスフーズ㈱は、ウコンエキス中の成分「ビサクロン」が二日酔いの改善につながる機能があると報告。研究成果は8月28～30日に中村学園大学(福岡市城南区)で開催された「日本食品科学工学会第61回大会」で発表した。

　二日酔い低減効果の実験において、エタノールによる肝細胞傷害を抑制する活性を調べる試験を行った結果、ウコンエキスにはクルクミノイドよりも強い活性があることが分かった。これをもとに、ウコンエキス中のクルクミノイド以外の活性成分の探索を行い、新たな活性成分として「ビサクロン」を特定したという。

　また、同成分含有ウコンエキスには、アルコールにより誘導された酸化ストレスや炎症、肝障害を抑制する機能も併せて確認したとしている。