アントシアニン飲料で眼精疲労改善を確認 伊藤園(2014.9.18)
アントシアニン含有飲料の継続摂取により、眼精疲労の自覚症状改善効果を確認したと、㈱伊藤園の中央研究所が発表した。
近年、パソコンのモニターなど長時間見続けたこと(VDT作業)により、引き起される体の不調、いわゆるVDT症候群により、眼精疲労や、かすみ眼、視力の衰えを自覚している人が多く、特に40代以降でその傾向は男女とも顕著だという。
実験では、VDT作業に1日4時間以上従事し、かつ眼精疲労や眼の疲れを定期的に感じている24名を対象に実施。ブルーベリー、アサイー果汁30%配合飲料265㌘(総ポリフェノール210㍉㌘、アントシアニン60㍉㌘含有)を1日1本、4週間継続摂取させたところ、被験者の眼の疲れ、眼の痛みおよび眼の充血の3項目について有意な改善効果が認められたという。
この結果から同社研究所は、アントシアニン60㍉㌘を含む飲料の継続摂取によって、眼精疲労の自覚症状軽減効果が確認されたとしている。