素材

グルコサミン塩酸塩 プロケミが新届出 訴求刷新 (2018.4.26)

 グルコサミン塩酸塩を機能性関与成分とし、膝関節への機能を訴求するサプリメントの新たな届出を、消費者庁が11日、公開した。グルコサミン供給大手のプロテインケミカルが届け出たもの。同社は以前にも同様の届出を行っていたが、今回届け出たヘルスクレームは以前と異なる。「関節軟骨」を無くし、新たに「膝関節」を盛り込んだ。

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脳機能サポートの新素材 ブドウ抽出物で新市場創出 (2018.4.26)

 各種機能性素材を手掛けるウィルファームは、脳機能のサポートをコンセプトとする新素材の原料供給を始める。イタリア・バイオナップ社が製造するシチリア島原産のブドウを用いたもので、欧州ではすでに供給を開始、アジア地区では日本が先行してプロモーションを展開する。1990年代後半に抗酸化機能で市場形成されたブドウ関連素材。新たな脳機能改善をキーワードに新たな市場創出が始まるかもしれない。

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大麦若葉末 腸内細菌叢改善作用を確認 東洋新薬がヒト試験で 
(2018.4.12)

 大麦若葉末の摂取が腸内細菌叢の改善を促すことを、東洋新薬がヒト試験で確認した。東京大学分子細胞生物学研究所の白髭克彦教授との共同研究で確認したもの。日本農芸化学会2018年度大会で報告した。大麦若葉末を使ったヒト試験で腸内細菌叢改善作用が確認されたのは初とみられる。腸内細菌叢の同定には、次世代シークエンサーを用いた16SリボソームRNA解析を行った。

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スーパー大麦 農薬検出で市場打撃か 40万個超の商品回収に発展(2018.4.12)

 市場規模を順調に広げてきたオーストラリア産の大麦、通称「スーパー大麦」に急ブレーキが掛かりそうだ。輸入ロットの一部に農薬成分が検出された問題は、最終商品の回収騒動に発展している。10日夕方時点で食品大手を含むメーカー5社が自主回収を発表しており、今後、風評被害を含めた影響の広がりが懸念される。

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クスリウコン抽出物 キサントリゾール規格化 フィトファーマが発売(2018.3.22)

 クスリウコン(学名クルクマサントリーザ=Curcuma xanthorrhiza)の根茎を原料にした抽出物の供給をフィトファーマが始める。クスリウコンに含まれるキサントリゾール(xanthorrhizol)の含有量を20%以上で規格化したエッセンシャルオイルを新たに開発した。日本の協力工場で生産する。

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ファーンブロック、日本でも 海外で実績 日東薬品が供給開始(2018.3.22)

 各種乳酸菌を製造販売する日東薬品工業は、スペイン・カンタブリアラボ社が取扱う美容食品素材「ファーンブロック」の日本での原材料供給を開始する。これまでもグローバル事業の推進で海外の化粧品や食品素材を供給してきたが、美容に特化するなどの健康食品素材の取扱いは初めて。

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PQQ、IC認証取得 原材料で国内初 三菱ガス化学(2018.3.22)

 国際的なサプリメントのアンチドーピング認証「インフォームドチョイス」(IC認証)で、日本市場では初となる原材料への認証が行われた。国内第1号の原材料認証を取得したのは、三菱ガス化学の「BioPQQ」(ピロロキノリンキノン二ナトリウム塩)。IC認証を運用する英LGC社の日本総代理店バイオヘルスリサーチリミテッドと、同社が8日、それぞれ発表した。

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松樹皮  届出件数、じわり増加 競合少ない「LDL」訴求に注目?(2018.3.8)

 松樹皮由来プロシアニジンを機能性関与成分にした機能性表示食品の届出件数がじわじわと増えている。届出総数自体は2日現在で8件にとどまるが、うち半数の4件は昨年10月以降の受理(届出情報公開は12月以降)。直近では富士フイルムがサプリメントで届け出た。

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鬼北町産青柚子を丸ごと 特殊加工で含有成分壊さず (2018.3.8)

アピが新原料_国産青柚子を丸ごと①

 愛媛県鬼北町産の「青柚子」を原料にした健康食品用原材料を受託製造大手のアピが開発し、今春からOEM供給を始める。特殊な加工機器を使い、青柚子に含まれる成分を丸ごと摂取できる粉末にした。未成熟の青柚子は、熟した黄柚子と比べてヘスペリジンなどフラボノイド類の含有量が多いという。粉末清涼飲料やスムージーなどでの最終商品化を提案する。2月22日に発表した。

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クロレラ原末の供給開始 一般食品中心に展開 サン・クロレラ(2018.2.22)

 1969年の創業から最終商品の販売のみに徹してきたサン・クロレラが、クロレラ原料の供給事業を始める。これまで一部限定的に動かしてきた原料供給事業だが、3月21日から始まる来期を初年度に事業領域を拡大させる。国内営業部が原料事業を担当し、一般食品を中心に展開していく。

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