カンロは、機能性を付加したキャンディーやグミなどのラインナップを拡充する。28日付でガラクトオリゴ糖配合の商品が特定保健用食品として許可されており、今後、機能性表示食品も含めたヘルスケア領域の商品開発を強化していく。
機能性表示食品の届出情報更新が8月23日にあり、計27件もの届出が新たに追加された。届出が新規追加されたのは同9日以来。これにより8月の届出総数は現時点で70件、今年度の届出総数としては245件となった。
2018年度の通信販売市場の売上高は8兆円を突破し、8兆1800億円に達したとみられると日本通信販売協会が21日、発表した。前年度から6300億円増加し、伸び率は8.3%のプラス。マイナス成長を記録した1998年度以来、20年連続で増加しており、10年前と比べて売上規模は約2倍に伸長している。
森永製菓は、機能性表示食品の調整ココア「カカオ90スティック」を8月20日から全国で新発売する。カカオフラバノールとカカオリグニンを機能性関与成分にしたもの。血流改善による血圧低下▽運動時の身体の柔軟性や筋力およびバランス感覚維持▽便通が気になる方の整腸──といったトリプルヘルスクレームを行う。価格は5本(約5日分)入りで税込397円。
日本生活協同組合連合会(生協連)は1日、機能性表示食品を新規展開すると発表した。第1弾商品3品を9月から順次販売する。発売するのはコーンスープ、炭酸飲料、チョコレートの3品。機能性関与成分はいずれもGABAだが、コーンスープは血圧改善、炭酸飲料とチョコレートはストレス緩和を訴求する。
ファンケルの2020年3月期第1四半期の業績は、国内売上、インバウンドともに堅調に推移し、主力の化粧品、サプリメント事業が増収となり売上高は対前年比5.7%増の325億4400万円を計上した。一方、サプリ事業を中心にマーケティング費用を増加させたことなどにより、経常利益は同3.5%減の43億8200万円となった。同社が先月30日発表した。
マツモトキヨシホールディングスは、PB商品「マツキヨラボ」のサプリメントシリーズに機能性表示食品3品を追加する。これまでに同社は、機能性表示食品のスムージー2品を販売しており、今回のサプリ3品追加で、市場投入品は計5品となる。一部を除く全国のマツキヨグループ全店を販路に、8月10日から販売を始める。
サントリーウエルネスは19日、以前から販売しているマカ配合健康食品をリニューアルし、今月下旬から順次通信販売で新発売すると発表した。
肌訴求の機能性表示食品で新たなヘルスクレームが出てきた。「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける」という従来なかった機能性を盛り込んだもの。肌に関するヘルスクレームはこれまで潤い(保湿)に限られていた。富士フイルムが届け出た。機能性関与成分はアスタキサンチン。