機能性表示食品とサプリメントの表示に関する公正競争規約の作成・検討に向けた取り組みを、健康食品産業協議会(協議会)と日本通信販売協会(JADMA)が中心となり、業界横断で進めようとしている中、日本健康・栄養食品協会は24日、機能性表示食品の公正競争規約策定に向けて「独自」に取り組んでいきたい考えを表明、会員企業に伝えた。
東洋新薬は、粉体の給袋包装設備を工場に導入し、プロテインなどのODM/OEMに新たに対応できるようにする。設備は、今年6月竣工の新工場「インテリジェンスパーク」に新規導入することを計画しており、来春から稼働を始める計画だ。
各種健康食品、化粧品を通販展開する北の達人コーポレーションは15日、2020年2月期第2四半期決算を発表し、売上高が対前年比28.0%増の50億5500万円、営業利益は同45.8%増の13億9000万円だった。
サッポロホールディングスの健康関連事業会社、サッポロウエルネスラボは、機能性表示食品の第2弾として、レモン由来のヘスペリジンを機能性関与成分にした届出を行うことを明らかにした。ヘルスクレームは、女性を対象にした、朝の顔のむくみ改善と、夕方時の足のむくみ改善の2点を想定している。
アミノ酸が2から50個結合したペプチドの開発・製造受託サービスを、富士フイルムが10月1日から新たに開始する。これまでに同社で開発、確立した製造手法を活用する。新サービスを通じて、ペプチドが活用されている医薬品や機能性食品のほか化粧品の研究開発を支援する。同社が9月26日に発表した。
ファンケルは、サプリメントの生産能力を拡大させるため、静岡県三島市のオムロン三島事業所の建屋と土地を取得する契約を締結した。取得額は約33億円で、改修工事や生産設備導入にかかる約50億円と合わせ計80億円を投資する。新工場の稼働で、タブレットや顆粒などサプリの生産能力は3~3.5倍に引き上がる。同社が25日発表した。
17日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、ファンケルが届け出た「カロリミットa」が公開された。同社の代表的なダイエット食品で、現在も機能性表示食品として販売展開している「カロリミット」の後継品となる。
花王は、主力化粧品ブランドの一つである「SOFINA」を活用した機能性表示食品の展開を始める。同社は10日、既存品「SOFINA iP クロロゲン酸 飲料」を、機能性表示食品にリニューアルし、11月9日に発売すると発表した。
ファーマフーズは6日、2019年7月期の業績を発表した。売上高は対前年比32.6%増の105億3200万円、経常利益は77.2%増の6億3600万円の大幅な増収増益となった。ここ数年、右肩上がりの業績を支えている通販事業と機能性素材事業とともに、創薬研究などのバイオメディカル事業も大きく数字を伸ばした。