日本ではアルコール対応で注目されてきた一方、米国では抗炎症作用が着目されて関節ケア素材などとして需要が伸びているクルクミン(ウコン)について、日本でも機能用途の拡大を目指すサビンサジャパンコーポレーション㈱は、その一環として、クルクミンの差別化素材として供給してきた「ホワイトクルクミノイド」に関しても、採用提案を強化する。
筋肉の分解抑制と合成促進という2つの作用メカニズムによって筋肉量や筋力を高めたり、除脂肪量を増加させたりする機能が報告されているHMB。米国では近年、運動パフォーマンス向上のためのスポーツニュートリションとして市場規模が拡大、日本でも、09年の食薬区分改正で非医薬リストに収載されて以来、配合商品がじわりと増加傾向にある。
長瀬産業㈱(東京都中央区)は、独自素材の発酵霊芝熱水抽出エキスが、自然免疫受容体のデクチン1と結合すること、マクロファージや樹状細胞などの免疫細胞からサイトカイン産生を誘導することを確認した。発酵霊芝がこれらのメカニズムにより、免疫賦活作用を示すとしている。
米国・デュポン社のニュートリション&ヘルス事業部は、大豆タンパクの摂取により腸内細菌叢の多様性が高まることを動物試験で確認した。同社がタンパクの腸内細菌叢への有用性を検証したのは初の試み。同成果は「The Journal of Nutrition」の4月1日号に掲載された。
〝冷ましたご飯”〝お握りごはん”ダイエットに端を発し、注目を集めている難消化性デンプンのレジスタントスターチ(RS)。小腸で消化されにくい特性からダイエットに役立てられるとしているが、トクホの関与する成分としても許可されており、様々な機能性を持つことは以前より業界内で知られていた。ここにきてRSの露出が増えてきたことを追い風に、RSを含む大麦や青バナナなどを原料由来にした機能性素材の提案が活発化しそうな様相をみせてきた。
γ‐アミノ酪酸(GABA)の摂取に伴う精神ストレス軽減作用、リラックス作用を検証する研究レビューを、米胚芽由来GABAを製造販売するオリザ油化㈱が終えたことが分かった。食品用GABA原料のパイオニア企業が、機能性表示食品の届出支援に乗り出す。レビューの結果、「リラックス作用」の文言を盛り込んだ機能性表示が可能だとしている。
グルコサミン原料製造販売国内最大手の甲陽ケミカル㈱がスポーツニュートリション市場への拡販に乗り出す。グルコサミンを「関節ケア向けスポーツニュートリション」と位置付け、日本人の食嗜好や今後予測される市場成長も踏まえて一般加工食品を中心に配合提案を進める。日本のスポーツ人口の増加傾向や2020年に控える東京五輪を追い風に、関節ケアの考え方を新たに取り込んだ「次世代型スポーツフード」市場の形成を目指す。