京都大学農学研究科・河田照雄教授、後藤剛准教授らの研究チームは18日、EPA、DHAを主成分とする魚油の摂取が交感神経を介して脂肪燃焼組織である褐色脂肪細胞を増やし、体脂肪の減少や体温上昇を促すことをマウス実験で明らかにした。同研究成果は17日に英国科学誌「サイエンティフィック・リポート」オンライン版で公開された。
尿酸値の上昇を抑制したり、プリン体を排出するなどの機能を持った商材の市場投入が俄に活気づいている。すでにヨーグルトでニーズを捉えた感もあり、機能性表示食品として届出書類を提出する企業も複数社あるなど、来年以降、急速に市場が膨らむ様相を呈している。
セティ㈱(東京都千代田区)がプロバイオティクスの更なる拡充に乗り出す。同社はこのほど、インドのユニークバイオテック社製の納豆菌と枯草菌、ベルギーのTHT社製の高濃度ビフィズス菌とラブレ菌を上市した。従来品と合わせ30種類以上の同素材群を揃え、多様なニーズに対応できる体制で更なる販路拡大を図る。
HMBカルシウムを配合した粉末飲料型サプリメント「歩むチカラ」をライオンが9日、通信販売限定で発売した。HMB(β‐ヒドロキシ‐β‐メチル酪酸)はロイシンの代謝産物。筋肉のタンパク質合成を増強したり、筋肉の分解を防いだりする機能を持つとされる成分で、HMBカルシウムはHMBとカルシウムを結合したもの。
グルコサミンを配合した機能性表示食品の届出支援を、グルコサミン製造販売国内最大手の甲陽ケミカル㈱(東京都台東区)が本格化させる。以前から進めていたが、1日当たり摂取量1500㍉㌘で機能性を評価した同社による届出が17日までに受理された。原料供給先の既存商品は1日当たり1500㍉㌘で設計しているケースが多く、配合量を変更せずとも機能性表示できるようになる見通しだ。
独アルツケム社製クレアチン原料「クレアピュア」を日本で取り扱うヘルシーナビ、兼松ケミカル、ユニテックフーズの3社(クレアピュア事務局)が、クレアチンの研究レビューを進めている。「筋力」あるいは「筋肉」に言及する機能性表示を想定している。年明けにも、販売会社に対する届出支援に乗り出したい考えだ。
L-カルニチンを機能性関与成分にした機能性表示食品の届出支援に、カルニチン原料ブランド「カルニピュア」を供給するロンザジャパン㈱(東京都中央区)が乗り出した。同社が実施した研究レビュー(システマティックレビュー)のほか、同成分の安全性情報を届出書類の形式にまとめており、機能性表示食品の開発をサポートしている。
オメガ6脂肪酸の一種で、抗肥満作用などが期待される「HYA」について、京都大学などと共同研究しているOTC医薬品製造販売の日東薬品工業㈱(京都府向日市)は10月27日、4年後の2019年度に食品素材としての実用化を目指す方針を発表した。特定保健用食品や機能性表示食品の関与成分として市場展開したい考えだ。