素材

βアラニン、大正製薬も動く (2020.6.11)

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 β‐アラニンを配合した清涼飲料水を大正製薬が6月1日、新発売した。食薬区分の専ら非医薬品リストに追加されたことを契機に、スポーツサプリメントやサルコペニア対応など、運動機能領域で注目が集まった日本では新規成分。スポーツサプリメントのブランド『DNS』を展開するドームも今春、配合サプリメントを発売している。

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「肌弾力」徐々に増加 保湿一辺倒近く脱却か (2020.6.11)

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 「弾力」「肌の健康」をヘルスクレームに盛り込んだ機能性表示食品の届出が徐々に出てきた。「保湿」一辺倒とも言えた肌領域の機能性表示食品だが、ここにきて潮目が変わりつつあるようだ。肌弾力に対する機能性を訴求する製品の届出が今年3月に公開されたのに続き、第2弾となる届出が5月25日の届出情報更新で公開された。

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マコモ抽出物 「機能性」届出を視野に(2020.5.28)

 マコモ酵素処理抽出物を機能性表示食品に活用しようとする動きが出てきた。原材料供給するサンエフ(東京都新宿区)は5月19日、同素材について皮膚水分量増加やシワ低減といった肌の健康に関する機能性のある可能性がヒト試験で確認されたと発表した。活性成分はフラボノイドの一種であるトリシンだといい、今後、同成分を機能性関与成分として、肌への機能性を訴求する機能性表示食品の届出を視野に入れている。

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19年度コラーゲンペプチド販売量 3年連続増も微増(2020.5.28)

 2019年度(19年4月~20年3月)のコラーゲンペプチド販売量は少なくとも5924㌧だった。ニッピや新田ゼラチンなど国内コラーゲンペプチド製造企業6社の販売量を日本ゼラチン・コラーゲン工業組合(GMJ)が集計し、5月18日までに公表した。ルスロ等の海外企業などGMJ非加盟企業の販売量は含まない。3年連続で増加したが、前年度比は1.5%の微増にとどまった。用途別の販売量を見ると、大半が食用とみられる「輸出」が2年連続で減少した。

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マキベリーに肌質改善機能  (2020.5.14)

 オリザ油化(愛知県一宮市)が原材料販売を手掛けるサプリメント用のマキベリーエキス製品ブランドのうち『デルフィノール』について、肌への有効性も期待できることが、臨床試験で初めて確認された。プラセボ対照群間比較試験の結果、肌のくすみや色むらを改善する機能性を持つことが示唆されたもので、特許出願も同社で行った。これまでのデルフィノールの主要機能は血糖値の上昇抑制。同社が最近実施した試験で抗糖化機能のあることが分かっていた。

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コラーゲンペプチド 欧州大手、市場拡大図る 
(2020.5.14)

 ゼラチン・コラーゲンペプチド製造販売の世界大手、独ジェリータ(エーバーバッハ)が日本法人を開設し、コラーゲンペプチドの営業・販売活動を開始した。以前から同社のコラーゲンペプチドは国内メーカー大手を通じて日本市場に供給されてきたが、新設した日本法人を通じ、機能性に関する科学的根拠を備える製品シリーズの市場浸透を図る。今後、機能性表示食品の届出サポートも手掛けていく計画だ。

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初の届出 コラーゲンで 「肌の健康に役立つ」訴求 (2020.4.9)

 「肌の健康に役立つ」。機能性表示食品についてこうしたヘルスクレームが届出された。具体的には、「肌の水分量(潤い)と弾力性の低下を抑え、肌の健康に役立つ機能が報告されています」として、肌の弾力低下を抑える働きまで訴求する内容。保健機能食品全体を通じて初のヘルスクレームとなる。機能性関与成分はコラーゲンペプチド(魚由来)。江崎グリコが届け出た。

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ブラックジンジャー 届出件数 どこまで伸びる (2020.3.26)

 丸善製薬が製造販売するブラックジンジャーエキスが好調な動きを見せている。機能性表示食品への採用が進んでいることが主な要因。可能なヘルスクレームが大きく3種類あり、選択肢の広さが届出件数拡大につながっていると考えられる。現在のところサプリメントとしての届出が大半だが、今後、一般食品にも採用が広がれば、ブラックジンジャーエキス市場が形成される可能性がある。

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帝人 機能性食品素材事業を拡大 スーパー大麦 台湾へ(2020.3.12)

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 帝人が手掛けるスーパー大麦「バーリーマックス」のアジア展開が始まる。台湾ファミリーマート(全家便利商店)が展開するコンビニエンスストア約3600店において、スーパー大麦入りのおむすびやパンなど10種類の販売が始まることを、帝人が先月27日発表した。スーパー大麦の事業展開はこれまで国内のみだったが、台湾ファミマへの採用を機に、中国をはじめとするアジアにおいて機能性食品素材事業の展開を加速させる。

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ビルベリーエキス、特保申請へ  三次機能の確立図る (2020.3.12)

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三次機能の確立図る 最新論文が国際誌掲載
 眼の疲労に対するビルベリーエキスの有効性を検証した大規模臨床試験結果に関する論文が先月、国際学術誌「Nutrients」に掲載された。機能性食品原材料メーカーのオムニカ(静岡県裾野市)提供のビルベリーエキスを使用したもので、北海道医療大学病院長の北市伸義教授(眼科)が責任著者を務めた。同社は今回の論文を活用して特定保健用食品(トクホ)の表示許可を申請する計画。食品の第三次機能として、目の疲労に対する効果を持つと考えられるビルベリーエキスを、機能性表示食品よりも高いステージに引き上げる。

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