大手企業からの松樹皮由来プロシアニジンを使った機能性表示食品の届出が増えている。花王が9月に粉末清涼飲料で届け出ていた中で、サントリー食品インターナショナルによる緑茶3品の届出が10月26日までに受理、公開された。8月には、富士フイルムが「フラバンジェノール」を商品名とするサプリメントを新発売している。
新たなスポーツニュートリション原材料が日本市場に投入される。過剰摂取リスクに対する規制強化の動きが海外で強まっているカフェインの代替となることを念頭に開発された植物抽出物。そのためスポーツだけでなくメンタル系素材の側面も持つ。日本ではアスク薬品が取り扱う。
日清食品ホールディングスは22日、「ヒアルモイスト乳酸菌」の摂取により、皮膚細胞がヒアルロン酸を産生する働きを促進することを、ヒト試験で確認したと発表した。
機能性表示食品の原材料ともなるビルベリー果実エキスの価格は来年も高止まりのまま推移しそうだ。北欧を中心に、今夏の果実収穫も不調に終わったとされる。昨年、果実価格は昨対比50~100%増の高騰を見せていた中で、足元では状況の好転材料がほとんど見当たらない。しばらく我慢が必要だ。
プラセンタエキス供給大手の日本ハム中央研究所が、新たに欧州産プラセンタエキスの供給を始める。これまで原料も含めて日本国産品に限定して供給してきたが、原料となる満期胎盤の価格が高止まり、かつ、量がタイトになっているため、生産国を海外にも広げる。純国産品の品質はそのままに、よりリーズナブルな価格のプラセンタエキスをラインナップに加えることになる。
ポリフェノールの一種で抗酸化作用が知られるケルセチンの生体利用率を「最適化」するよう加工した新素材を、インデナジャパンが発売する。通常のケルセチンと比べて生体利用率が最大20倍高まることをヒト試験で確認したという。まずはスポーツサプリメント向けに提案していく計画で、臨床試験論文も用意した。
コラーゲンペプチドを配合した美容サプリメントの新製品を、アサヒグループ食品が27日から全国で発売する。同社の主力美容食品ブランドの一つ、「パーフェクトアスタコラーゲン」シリーズの新製品として投入するもので、ラインナップの拡充を図り、シリーズ全体のさらなる売上拡大を目指す。
微細藻類ユーグレナ(ユーグレナ・グラシリス)を使ったサプリメント原材料の供給にケミン・ジャパンが販売代理店を通じて乗り出す。屋外培養ではなく、密閉型プラントで培養する製法を取るもので、ユーグレナに特有のβ‐グルカンの一種、パラミロンを大量に含む。機能性としては、β‐グルカンによる免疫サポート(イミューン・ヘルス)機能を訴求していく方針で、エビデンスの蓄積を進めている。家畜向け飼料としても提案していく。
ホヤ由来プラズマローゲンの摂取による認知機能改善作用がプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験(RCT)で初めて確認された。健康食品受託製造の三生医薬らが実施したもので、結果をまとめた論文を海外ジャーナルに現在投稿中。受理され次第、機能性表示食品の届出資料の取りまとめにかかり、今秋にも届出サポート体制を整える。
わさび加工品原料を展開する金印は、本わさびから抽出した6-メチルスルフィニルへキシルイソチオシアネート(6-MSITC)を有効成分とする原料「ワサビスルフィニル」(商品名)に関して、今秋にも、機能性表示食品の届出に向けた論文、研究レビューなどを整える考えを本紙の取材に対して明らかにした。同素材を使ったユーザーの届出を支援する。