ビルベリーエキス価格が高まる。北欧など欧州で毎年8~9月にかけて年1回採取される果実の価格高騰が要因。そこに対ユーロで大きく円安に振れている為替が追い打ちを掛ける。粗悪品の流通に警戒する必要がありそうだ。
18日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」を機能性関与成分にしたサプリメントの届出が追加された。既存届出には無い新規成分。届出表示は「肥満気味の方の体脂肪、中性脂肪を減らすことをサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています」。
記憶力など脳の認知機能をサポートする働きが期待できる植物由来の新規原材料を、龍泉堂(東京都豊島区)が4日に新発売した。認知機能改善作用をめぐる臨床研究が米国や中国で盛んで文献も多い、ヒューペルジンAを機能性成分として規格化した抽出物。基原原料は、生薬として中国で伝統的に利用されてきたヒカゲノカズラ科植物のトウゲシバ。1日あたり摂取目安量は、抽出物として5~10㍉㌘と極めて微量だ。100㌘単位から供給する。
イスラエルの原料メーカー、ライコレッドが主力製品の天然トマト由来リコピンの拡販に乗り出している。肌への働きを訴求できる機能性表示食品の機能性関与成分とするために研究レビューを実施。また、紫外線に対する機能性などトマト由来リコピンの特長を伝える目的で、一般消費者への普及啓発にも力を入れ始めた。同社から原料供給を受けて最終製品を販売する企業への側面支援につながりそうだ。
「グルコサミン」を機能性関与成分名にした機能性表示食品の届出撤回が続いている。8月28日付で新たに撤回した届出者があり、撤回件数は5社8品目にまで広がることになった。
奄美群島・徳之島産シマアザミを応用した健康食品の市場普及に向けた産学官の動きが本格化しつつある。ポリフェノールを豊富に含み、その乾燥粉末には脂肪肝抑制作用など抗メタボリックシンドローム効果のある可能性が示唆されている。有効成分を規格化した抽出物の開発も検討されており、機能性表示食品への応用も視野に入れる。
ガラクトオリゴ糖とラクチュロースの2つのオリゴ糖を同時に規格した機能性食品素材の供給を、ビーエイチエヌ(東京都千代田区)とヘルシーナビ(大田区)が新たに始める。ラクトース(乳糖)から両オリゴ糖を連続的に生成し、ラクチュロースを50%以上(乾燥基準)、総ガラクトオリゴ糖を15%以上(同)でそれぞれ規格化した新素材。製造元では、「我々が調べた限り、異なるオリゴ糖を同時に含有する機能性食品素材は他にない」と話す。
一般加工食品などで需要が増えている乳酸菌が化粧品市場にも広がりそうだ。原料メーカーの一丸ファルコス(岐阜県本巣市)が死菌タイプ乳酸菌を使った機能性化粧品用原料の販売をこのほど開始した。塗布することで皮膚常在細菌のバランスを改善することを明らかにしており、〝育菌美容〟や〝肌フローラ改善〟を訴求しながら化粧品販売会社に売り込んでいる。
グルコシルセラミドを関与成分とし、肌の乾燥に対するヘルスクレームを表示する特定保健食品(トクホ)について、2製品目の許可が年内にも下りそうだ。ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業が許可申請していた「ディフェンセラ」という製品について、安全性と有効性の審査を進めていた消費者委員会は10日、トクホと認めて差し支えない旨の答申を行い、発表した。