素材

ルテイン 日本人対象RCT実施(2020.10.22)

 ルテインを継続摂取することに伴う視機能に対する有効性を、日本人成人男女で検証したRCT(ランダム化比較試験)結果をまとめた論文が2020年9月、査読付海外学術誌『Nutrients』に掲載された。ルテイン単体を1日あたり12㍉㌘、4カ月継続摂取すると、プラセボ群に比べて眼の黄斑色素量が有意に高まるとともに、視機能にかかわるコントラスト感度、グレア感度が有意に改善されたと伝えている。

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葛の花、第2幕が開く 新届出でヘルスクレーム拡充(2020.10.8)

 葛の花由来イソフラボンで可能な機能性表示食品のヘルスクレームが拡充された。日常生活活動時などにおけるエネルギーやカロリーの消費を高める働きを訴求できるようになった。消費者庁が2020年9月18日に行った機能性表示食品の届出情報更新で新たなヘルスクレームが公開された。

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有胞子性乳酸菌と免疫 高まる引き合い (2020.9.24)

 乳酸菌に対する引き合いが、サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)でも伸びている。背景にあるとみられるのは、腸内環境の維持・増進に連なる、免疫機能に対する働きを念頭に置いたサプリメント・健康食品の市場投入。同社が供給する乳酸菌は有胞子性乳酸菌で、〝生きて腸まで届く〟の特長があることも、引き合い増の一因になっている可能性も考えられる。

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〝差別化〟植物性タンパク エンドウ豆由来など注目じわり(2020.9.24)

 差別化できる植物性タンパク質の需要がじわり伸びている。

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オリザ油化 アグアヘエキスに知財権 (2020.8.27)

 オリザ油化(愛知県一宮市)は、サプリメント用原材料として供給するアグアヘエキスの不定愁訴改善機能に関わる特許を、8月17日までに取得した。特許番号は第6742537号で、発明の名称は「エストロゲン活性調整剤およびそれを用いた不定愁訴改善剤」。同エキスには植物エストロゲン(女性ホルモン様成分)が含まれる。月経周期に伴う不定愁訴改善機能のあることが、国内で行われた臨床試験で見出されていた。

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ケルセチンフィトソーム 花粉と免疫 繋ぐ独自素材 (2020.8.27)

 フラボノイドの一種であるケルセチンの国内需要増加に向けた取り組みをインデナジャパン(東京都千代田区)が進めている。取り組みの第一は、機能性表示食品制度への対応。花粉やハウスダストなどによる目鼻の不快感軽減機能を最終商品で表示できるようにする。第二は、免疫対応素材としての市場普及。同成分には免疫調節機能のあることが示唆されており、ここにきて米国市場で需要が急増。この流れを日本市場にも呼び込む。

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国産β-アラニン供給開始 有機合成薬品が直接参入(2020.8.6)

 有機合成薬品工業(東京都中央区)が、β‐アラニンの供給を日本国内で本格化する。同社は以前から国内自社工場でβ‐アラニンを生産していたが、供給先は米国など海外市場のみだった。国内需要の高まりも受けて、世界で唯一の日本国産β‐アラニンを国内市場に投入する。

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イチョウ葉エキス 飲料に最適な新製品 (2020.7.23)

丸善製薬合体①

 ドリンク類への配合に最適なイチョウ葉エキスを丸善製薬(広島県尾道市)が新たに開発し、今月から販売を開始した。液体タイプとなっている。認知機能領域の、機能性表示食品対応素材としても提案していく。

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小林香料、新SR用意 HMBで新機能実現へ (2020.7.23)

HMBロゴ①

 HMBカルシウム(HMBCa)を機能性関与成分にした機能性表示食品で今後、運動などに伴う筋肉疲労の軽減機能を訴求できるようになりそうだ。HMBCaの国内製造を手掛ける小林香料(東京都中央区)が研究レビュー(SR)を新たに用意。同社で進めている届出が公開されるなど体制が整い次第、最終製品販売会社などへの届出支援を始める。

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イソフラボン、妊活で広がれ (2020.7.9)

イソフラボン_マタニティタイアップ②

 イソフラボンの需要を底上げしようと、麹菌発酵大豆イソフラボンの原材料供給を手掛けるニチモウバイオティックス(東京都港区)が消費者に向けたアピールに乗り出している。今年6月から交通広告を複数の路線で開始。今後1年間にわたり、健康・美容と妊活のために、大豆イソフラボンを摂り入れる必要性を女性に訴える。

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