ダイエット訴求サプリメント「ケトジェンヌ」の不当表示(優良誤認表示)を巡り、消費者庁は23日、TOLUTO(旧e・Cycle、東京都新宿区)に対し、2961万円の課徴金納付命令を行い、発表した。課徴金対象期間は2019年8月2日から20年1月31日までの約半年間。同庁の調べによると、同社はこの期間に約9億9000万円をケトジェンヌで売り上げていた。
機能性表示食品の届出情報更新で20日、制度対象に追加されて以来3例目となる「エキス」の届出が公開された。
キリンホールディングスは、独自素材の「プラズマ乳酸菌」に関連する事業売上高を2027年までに500億円に拡大させる方針だ。19年の売上高は約40億円。短期間のうち10倍超の売上拡大をめざす。同社が投資家向けに6日開いたR&D関係の説明会の中で、磯崎功典社長が明らかにした。
日本通信販売協会が1日に発表した2020年8月度の通販売上高調査結果で、健康食品の売上高は前年同月比6.1%増の140億4500万円だった。プラスは3カ月連続。化粧品も同10%増の162億1400万円と5カ月連続で増加した。調査対象企業は通販協会員企業126社。
「通販ビジネスステーション」と名付けたウェブサイトを東洋新薬が1日、新たに開設した。通信販売企業のために、通販ビジネスを成長・拡大させるための〝ヒント〟を凝縮した情報ウェブサイト(https://odem.toyoshinyaku.co.jp)だとしている。
機能性表示食品の届出情報更新で11日、ナス由来コリンエステル(アセチルコリン)を機能性関与成分にしたナスの生鮮食品と、ナスの漬物の届出が公開された。同成分に着目した機能性表示食品としては初の食品形態。
総務省統計局が8日に発表した2020年7月分の家計調査(二人以上世帯)で、健康保持用摂取品の1世帯あたり支出額は1339円となり、物価変動を除く実質の前年同月比が21.4%のプラスと大幅に増加した。2ケタ増の連続記録が4カ月に伸びた。増加は6カ月連続。
スーパー大麦など複数の健康食品原材料を取り扱う帝人は、同社として初の機能性表示食品の届出を行い、消費者庁が9月2日に届出公開した。届け出た機能性関与成分はイヌリン。お腹の調子を整える働きを訴求する。