認知症の予防に向けた取り組みを進めるためエーザイと伊藤園が業務提携契約を締結した。契約に基づき両社は今後、脳の健康に着目した「商品セット」を販売したり、認知症の疾患啓発や脳の健康に関する「ソリューションパッケージ」を地域住民に提供したりするという。両社が31日に発表した。
オートファジー機能が報告されている成分を規格化した新たなサプリメント・健康食品向け原材料をダイセル(大阪市北区)が開発、発売した。「ウロリチンA」という機能性成分を含有するもので、現在、オートファジー研究を行う国内ベンチャー企業と共同研究を進めている。
厚生労働省医薬・生活衛生局の監視指導・麻薬対策課が、薬機法に基づく食薬区分の一部改正を都道府県に通知し、「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に、ガルシニアインディカなど計4原材料を追加した。通知は12日付。
消費者庁は13日、機能性表示食品届出データベースの情報更新を行い、計17件の届出を新たに公開した。プラズマ乳酸菌に関する届出が2件公開され、うち1件は、オリヒロの関連会社オリヒロプランデュ(群馬県高崎市)が届け出たものだった。商品パッケージには、キリングループのブランド『iMUSE』の名称を表示する。
ファンケルの子会社、ファンケル美健(横浜市栄区)が、サプリメントを生産する専用の新工場(静岡県三島市)を新設、26日に稼働を始めた。同社のサプリ工場としては横浜・千葉・長野に次ぐ4拠点目。新工場稼働により、従来の生産能力と比べ、タブレット製造で1.3倍、アルミ袋充填で1.4倍に増強。さらに設備を拡充することで、最大で3~3.5倍に生産能力は向上するという。
消費者庁は14日、オルビス(東京都品川区)がトクホ(特定保健用食品)の表示許可を申請していた『オルビス ディフェンセラ マスカット』および『同 ピーチ』(いずれも顆粒)の2品について、再許可等トクホとして許可し、発表した。
動画共有サイト「You Tube」に上げた動画で景品表示法違反(優良誤認表示)を行っていたなどとして消費者庁は9日、除菌スプレーを販売する都内事業者に再発防止などを求める措置命令を行い、発表した。
AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)は5日、2021年8月期通期業績予想を上方修正し、発表した。売上高は前期比14%増の180億円、営業利益は65%増の18億円に修正した。上方修正は今期2回目。
明治(東京都中央区)は、東北(宮城県黒川郡)および九州(福岡県八女市)工場で「ザバス MILK PROTEIN」シリーズの新商品を生産するラインを新設すると、3月30日に発表した。投資金額は約13億円で、稼働時期は両工場ともに、4月上旬予定。