DHAやEPAなどオメガ3脂肪酸や、抗酸化作用を持つアスタキサンチンなどメジャー成分を含むクリルオイル。米国など海外を中心に市場化が進み、日本でも関連研究会が立ち上がるなど関心は高まりつつある。このクリルオイルに約9年前から着目し、以来健康食品への配合提案を積極的に進めているのが、健康食品受託の三生医薬㈱(静岡県富士市)だ。同社は得意技術のソフトカプセル化による酸化防止など、素材の機能と同社技術の両面で同素材押し上げに注力する。
長瀬産業㈱(東京都中央区)は同社開発の発酵オタネニンジンの含有成分「M1」に対するγ‐シクロデキストリン(CD)の影響について、M1の水溶性と生物学的利用能の向上を確認した。
靭帯や肺などの弾力性や伸縮性が必要とされる組織に多く分布するタンパク質の一種、エラスチンをめぐる業界の動きが活発だ。肌の弾力を高める機能を持つ美容食品素材として市場普及が進んでいるが、その市場ポテンシャルは高いと見たのか新規参入が止まらない。靭帯改善作用に着目した新機能を訴求する動きも出ている。
健康食品受託製造の㈱皇漢薬品研究所(東京都千代田区)は、熱帯アジアを原産とするマメ科植物の滋養強壮素材ムクナのOEM展開を10月から開始する。原料供給も同時に提案していくが、同社が豊富にラインナップするマカやスッポンなど滋養強壮素材との組み合わせや、商品企画設計などのノウハウを十分に活かしたOEMで差別化を図る。
㈱ブルースター(埼玉県草加市)は、タイで機能性ハーブの栽培からサプリメント製造まで手掛けるミラクルハーブスピリッツ社と業務提携、9月からオーダーメイド調合できる「マイハーブ・プログラム」の販売を開始した。当初はサプリメント販売のみだが、原料・OEM供給やエステ用オイル開発など多角化事業も視野に入れ展開していく。
骨粗しょう症リスク低減機能で知られるカロテノイドの一種、βクリプトキサンチンの含有量を規格化したパプリカ(トウガラシ)色素を理研ビタミン㈱(東京都千代田区)が開発し、11月から販売を始める。オイル品のほか、βクリプトの安定性を高め、打錠品などにも配合できるようにしたビーズ品の2製品を用意した。
欧州食品安全機関(EFSA)がコレステロール低減機能、心疾患リスク低減のヘルスクレーム(健康強調表示)を承認している大麦由来βグルカン原料の販売を、ビーエイチエヌ㈱(東京都千代田区)が始める。食品の機能性表示制度に対応できる可能性がきわめて高いと見て、取り扱いを決めた。㈱ヘルシーナビ(東京都大田区)を総輸入元として配合提案を進める。
アントシアニンや特有ポリフェノールGHGを含む「紫茶エキス」の摂取による抗肥満・ダイエット機能のメカニズムの一部を解明したと、オリザ油化㈱(愛知県一宮市)がこのほど発表した。
富士フイルム㈱(東京都港区)は、抗酸化成分「アスタキサンチン」を摂取すると、紫外線による肌のシワ形成と表皮からの水分蒸散が抑制されることを動物実験で確認したと発表。京都大学農学研究科菅原教授との共同研究成果。
クルクミノイドとピペリンの複合摂取は、変形性関節症の痛みを安全に緩和する働きのあることを報告する臨床試験論文が先ごろ、海外学術誌に掲載された。イランの大学研究チームが報告したもので、WOMACなど複数の変形性関節症評価指標で改善が認められたという。試験に使われたクルクミノイドとピペリンは、いずれも日本ではサビンサジャパンが販売している。